※バス停のマーカー位置がちょっと違っていました。現在は修正済みですごめんなさい(2017.08.28)。
【嶋田釣具店】
ご主人の嶋田さんは気さくな方で、毎年訪れる、100人近いファンを笑顔で迎えてくださいます。
「今年こそ誰も来ないだろう」というご主人の予想を裏切って、未だに訪問者が絶えないそうです。(2003年現在)
そしてその現象を助長している下手人が、このサイト……のようですごめんなさい。
嶋田家には、撮影当時の記念写真と、キャストやスタッフ一同の寄せ書き等、当時をしのばせるものが秘蔵されていて、ファンが訪れた時には、公開してくださいます。
嶋田釣具店は、通り沿いのすぐ判る場所に建っているので、比較的に見つけやすい場所にあります。
典道の部屋はこの家の二階にあります。
【追記】現在は、更地となってしまいました。2011年の震災後には、ご家族は無事だった、という話を耳にしました。今もご健勝であることを祈ります。
思えば、「スタッフの色紙みせてください」等の要望にとどまらず、訪れるファンのあらゆる無茶な希望にいつも笑顔で応えてくださっていました(トイレの写真すら撮らせてくれたり)。
迷惑がるどころか、メロンやスイカを喜んでご馳走してくださったり。
何のご恩がえしも出来ませんでしたが、ただただ、ここに改めて、ご主人をはじめ嶋田さんご一家へ感謝の気持ちを述べるばかりです。
プライバシーを考えて、これまでトイレ等の写真は秘蔵ということにしていましたが、資料的意味として、追加掲載させていただきました。
【追記:2017.08.26】
現地にて、近所の方から嶋田さんの震災後の消息を知る事が出来ました。
震災では無事だったものの、それからほどなくして、ご夫婦ともに相次いで亡くなられたそうです。
ご家族はご健勝とのこと。
心より、嶋田さんご夫妻のご冥福をお祈りいたします。今はそれ以上の言葉が見つかりません。
【在りし日の嶋田釣具店】を見る
典道と祐介が座り込んでいた場所。位置がわかりやすいよう、引きの写真で掲載します。
安曇医院へ行こうとする際、祐介に呼び止められる典道の位置は、およそこの辺り。わかりやすいよう、本編映像よりも引きの写真を掲載します。
背景にある河西商店(文具店)の隣の建物もまた、更地になってしまいました。
2階の典道の部屋から、道を歩くなずなが現れたシーンの場所。歩いていたのは道の向こう側。
今まさに到着しようとするなずなと、その姿を探す典道のシーンの位置。
祐介「……今の……なずな?」の位置。嶋田釣具店の角、用水路(?)側。
一方、なずなと典道が逃げていったのは、まさにバス停のある方向となる。(500mくらいあるので、全力で走っても3分くらいはかかりそう)
カーナビ設定例
「玉崎神社」にセット。神社から歩いてすぐ。または直接行きたいなら「千葉県旭市飯岡2168」で。
グーグルマップ
スマホの「グーグルマップ」アプリ等で経路を参照する場合は、こちらをタップ
→嶋田釣具店跡地
※ただし、車の場合は下記【玉崎神社】を目指し、そこの駐車場に停めさせていただくのが無難。
いつも嶋田さんに親切にしていただいた想い出を、ずっと大切にしてゆきます……飯岡訪問地図・Cブロック冒頭へ
【玉崎神社】
おでんや金魚すくいの屋台が出ていた神社です。
島田釣具店からは極めて近い場所にあります。
地元では明神様と呼ばれるこの神社の、入り口にあるマンべエ商店(辰野商店)のタイヤキは密かな名物とのこと。
主神は玉依毘売命(たまよりひめのみこと)、
配神は日本武命(やまとたけるのみこと)。
花火の音に空を見上げ「こっからじゃ何も見えねえよ」とぼやく純一の立ち位置は、およそこの辺かと。
無責任発言のおじさん(えびすさん)が呑んだくれていた位置とアングルは、この辺かな、と。
おでんの屋台は、こちらのアングルの方が的確に掴みやすいかも。撮影当時は無かった排水用の溝(?)をまたぐ感じでの出店。
【修正予告:2017.09.06】うわっ、位置を間違えてたっす! 本編を見たら、金魚の屋台はもっと鳥居側でした。正確な位置写真は、次回飯岡を訪れた際に撮り直してきます……。
カーナビ設定例
「玉崎神社」あるいは「千葉県旭市飯岡2126-1」にセット。そのまま釣具店跡地へ歩いてゆける。
グーグルマップ
スマホの「グーグルマップ」アプリ等で経路を参照する場合は、こちらをタップ
→玉崎神社
お賽銭は忘れないようにね……飯岡訪問地図・Cブロック冒頭へ
【バス停、その周辺】
この場所へ来る場合、車は玉崎神社に停めさせてもらったまま歩いて訪れるか、付近に停められそうな場所を探すかのどちらか。
現地の人は、結構無茶な路上駐車をしていたりするけど、それにならうかどうかは、あなた次第ということで。
島田釣具店跡から歩く場合、一番わかりやすいルートは、まず釣具店前の道を西へ。広めの交差点(小さいガソリンスタンドのある場所)から右に曲がり、そのまままっすぐ、飯岡石の塀の大きな屋敷がある場所まで歩きます。(九十九里ビーチラインという道です)
徒歩で6分(500m)。玉崎神社から換算すると、600mほど。
なお、管理人は、自分で作ったこの地図を頼りに行ったら、プチ迷子になりました。マーカーを付ける位置が違ってた! 地図作成の際、方向音痴としてのスキルを発揮していました、ごめんなさい! 今はもう修正済みです(地図を作った2004年から2017年現在まで、間違った情報のままに!)
1.新畑バス停
祐介からの逃避行、二人は嶋田釣具店の方向から走ってくることになります。
バスの便は、見ての通り。
2人の乗ったバスは、これに照合すると実際には5時前、午後4時51分のものと考るべきか。台本では、なずなは16時45分くらいに典道の家の前に現れたことになってますし。
(……と思ったら、「豪華Blu-ray BOX」付属の「岩井俊二監督の台本・縮刷版」では、手書きで「50分」と書き換えられていました。きっとバスは、若干遅れて到着した、てことでOK?(バスだしね)
2017年現在は、廃止されたようです。2006年にはまだあったのですが……。1998年撮影時のものと同じ向きで撮影してみました。
飯岡石は、昔は海岸にいくらでもころがっていて、塀をつくるときは拾ってきて積上げたと、地元の人は語ります。
今ではとれないため、今後はどんどん無くなっていくと言われます。
ダッシュでバス停へ向かうなずなと典道。
典道の左側が切れているのは、画面が切れているから。位置がわかりやすいよう、例によって引き気味の撮影でお送りします。
撮影時と、その後の実際の風景とでは、バス停の位置が少し違います(いずれにせよ、もうバス停はありませんが……)。
位置の目安としては、飯岡石の塀の右下の、長〜い石と、左上の屋根を基準に。
ところで作業しながらふと気付きましたが、左上の建物、撮影当時は瓦屋根だったんですね。現在は下の屋根も壁も、サビッサビのトタンに。
2.「やめてよ、離してよ!」
上記「バス停付近」地図の2にある◎が、なずなの母親に捕まったポイント。
この写真、アングルがちょっと違ってしまいました。もっと右側の、なるべく下の位置から撮るべきでした。
3.「裏切るよ、きっと……」
2017年の時点では、手前の畑は更地状態に。
撮影位置は、「バス停周辺地図」の2を九十九里ビーチライン北側から狙ったところ。
2人のシルエットの脚部分は、本編映像では畑のビニールで隠れています。
「裏切るよ、きっと」
なずなの立ち位置は、わかりやすいよう引き気味に撮影しました。なずなのシルエットが切れているのは、本編画面がそこまでだからです。
4.いい感じの板壁の家
シルエットだけだと顔の向きがわかりづらい……。
2017年8月下旬の再訪では、この板壁は何かのリフォーム中でした。……板壁、無くなってしまうのか!?
という訳で、新たに写真を撮ることができませんでしたが、このシーン、実際にはもうちょい右(板壁の家の右端)が正しい位置です。
5.「見るなよ!」
◎祐介が殴られた地点
矢印は、四人の少年達が現れた方向。
この写真、よ〜く見たら、殴りかかる典道を再現している人がいる……。
【2017年:追記】
この場所で、今もなお、他にもロケ地訪問しているグループに遭遇。いや、嬉しいの何のって。彼らは「見るなよ!」の再現をして楽しんでいました。雰囲気からすると、初めての訪問っぽい感じでした。あるいは、アニメ版を見てやって来た可能性も。(アニメ版も、このシーンに関してはこの場所を忠実に再現してくれていますし)
そんな彼らの姿を眺めながら「うんうん、やるよねー。わかる!」と微笑ましく思いました。
これまで一体、何人もの人が「見るなよ!」を再現してきたことでしょうか。
このアングルでは判りづらいですが、4バカ男子たちが立っているのは、溝を覆うコンクリート製の蓋の上の付近となります。2本ある内の、向こう側。
本編映像では、コンクリート製の蓋の上ですが、現在は金属製の穴あきの蓋に変わっています。
今まで注意してそんなとこ見たことありませんでしたが、多分、けっこう以前からそうなってた気もします。
6.逃げるなずな、追いかける母親
今にして思えば、ロケ地巡りに浴衣を着て行った時に再現写真でも撮っておけばよかった……。
追いかける母親
もしかして母親ファンもいるかもしれないと思って、用意してみました。
7.「見られたよ〜」
浴衣姿のなずなに引かれて走る典道。
そういえばここは浴衣でロケチ巡りした時に、再現写真を撮った気がするけど、走ってる顔が必死すぎるのと、裾がばたばたはだけてるのとで、未来永劫封印を決意しました。
8.オールドファッションなトランクを引きずって17時へと向かうなずな
場所の感じが判るよう、引き気味に撮影。
ここは特に苦労しました。場所は明確だけど、背景の各パーツの角度や大きさが、どうやっても合わない。
「恐らく、本編撮影の時は遠距離からの望遠レンズで捉えていたのでは」というのが同行してくれた夫の意見。そうかもしれません。
それから、背景中央にある家が、なんか変わっちゃってます。
他に、電柱そばのミラーの形とか。
カーナビ設定例
この辺一帯は、カーナビの設定のしようがないので、ページ冒頭の地図をたよりに頑張って見つけてください。
あるいは、下記「グーグルマップ」を参照。
スマホが無いか、うっかり忘れてきた場合は、「千葉県旭市飯岡1807」(普通の民家です)と打ち込むと、目的地近辺(やめてよ離してよ、の場所)まで案内してくれます。
グーグルマップ
スマホの「グーグルマップ」アプリ等で経路を参照する場合は、こちらをタップ
→新畑バス停跡
→バス停跡まで行ければ迷うことないと思いますが、念のためこちらも:「見るなよ!」の場所
おすすめの行動
「見るなよ!」と殴りかかったり、2人でダッシュしながら「見られたよ〜」と言ってみたり、鬼の形相で浴衣姿の仲間につかみかかったりと、
お楽しみは無限大に拡がります。あなたの勇気次第で。
ただし、温度差のある相手と一緒にゆくと、ドラマ「モテキ」第2話のようなことになるので注意が必要。
この一帯は、ほんと、ロケ地の宝庫ですね……飯岡訪問地図・Cブロック冒頭へ